フィリピン人ってこんな人! ~トランジット寝坊編~

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今年の6月ぐらいの出来事だった気がするけど、フィリピン人と密に接する機会があったのでここで取り上げたいと思います。

 

 

問題の始まりはトランジットでウトウト

 フィリピン人ってこんな人! ~トランジット寝坊編~

セブパシフィックとフィリピンエアラインのトランジットでマニラからディポログへ向かう便に乗った時の話。

 

日本時間夜21時15分発→マニラ現地時間0時半着のセブパシフィックは30分程遅れていた。

 

フィリピンの航空機は本当に遅延が多い。若干イライラしながら午前1時を過ぎたマニラ空港に降り立つ。

 

これが日本人的な感覚からすると極めて迷惑だといつもうすうすは感じていた。

 

ちょっと仮眠ができればよいと、知人のフィリピン人に聞いたマニラ空港ターミナル3に存在するラウンジでマッサージを受けた後にウトウト。

 

 

ラウンジは700ペソの寝転びソファで、1000ペソのプライベートカプセルは予約一杯で空きがないと受付で言われた。

 

 

目が覚めると、まず初めになんとなくG-SHOCKを見た。

 

暗がりの中で時計は4時57分を示していた。

 

仕方なしに寝付きにくい寝転びソファにしたが、結果的にこの選択が私を救ってくれることになろうとは夢にも思わなかった。

 

あれ、もうそんな時間か

 

確か出発時間もそんな感じだったっけ

 

 

バウチャーに書いてあった出発時間を脳裏に思い浮かべる。

 

んー、確か5時05分だったような。

 

 

 

 

 

 

 

てあと8分しかねーじゃん

 

慌てて飛び起きるとラウンジを飛び出した。

 

内容物含めて約20キロあるスーツケースが空港内を走る私の言うことをなかなか聞いてくれない。

 

 

スーツケースを押しながら正直なところまじめに泣きそうだった。

 

しかも寝坊した私の追い討ちをかけるかの様にマニラ空港は恐ろしいほどのフィリピン人の群れ。

 

 

全員肌が同じように浅黒くて(言い方悪くてすみません)、同じ方向を向いて荷物を持って並んでるもんだからもうなんか怖くなってきた。

 

 

空港のフィリピン人スタッフもフィリピン人旅行客もよく似てて、まずスタッフがどこに居るのかが分からない、もう万事休す。。

 

もうどう考えてもこの便に間に合わない事は分かっていたけど、一応フィリピンエアラインのチェックインカウンターまでうちひしがれながら来た。

 

僅かな淡い期待を抱きながら、横目でチラッと搭乗状況が確認できる空港内のディスプレイを見てみる。

 

PR○○○便は、えーっと・・・

 

 

 

 

 

 

 

CHECK IN CLOSED

 

 

 

 

むもよま
うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ

 

 

受付終了してるやん

 

 

完全にオワタ

 

(この時、既に出発時間である5時05分を過ぎていた)

 

 

ていうか、チェックインクローズどころかもう下手しヒコーキ飛んでるだろw

 

という悪魔の声が聞こえてくる

 

 

つらい

 

 

ディポログで待つ友人にこの事をなんて説明しよか

 

 

会社辞めて、初めて一人フィリピンフライトでトランジットでラウンジでグッスリ熟睡。

 

 

そのまま寝坊して万単位の金吹っ飛ばすなんて、フィリピンカラオケ行って女の子に金貢ぐよりバカなやつじゃん俺(過去はどうなのか?と聞かれるとソワソワですが、今は本当に貢いでおりません)

 

しかも今から新しい便を一人で英語喋って取るなんて鬼、至難の業すぎる。。コイツの英語聞き取れないとか言われてたらい回しにされそう、ああどうしようか

 

 

フィリピン人の英語Linkingされ過ぎてて聴き取れん

 

But, just in case…

 

だいぶ頭の中が煮詰まって来たところで、フィリピンエアラインのチェックインカウンターへと続く超長蛇の列の先にYシャツを着たフィリピン人の空港スタッフを見つけた。

 

時刻は既に5時15分を回っている(出発時間を10分オーバー)

 

しかしいつまでも一人でウジウジしていても仕方ないので、寝坊して遅刻したことは自分の罪だと認めて、搭乗予定の便に乗り遅れた事も正直に受け入れようと思っていた。

 

完全なる失敗だ。

 

でも過ぎた事は仕方ない、問題は今からどう行動して、いかにディポログへ早く向かうかだ。

 

キャッシュは20万ほど持ってきていた。痛い出費だが、これで新しいディポログ行きの旅券を買おう。

 

 

まさかのどんでん返し

 フィリピン人ってこんな人! ~トランジット寝坊編~

I am late.

 

30代前半ぐらいの彼にボソッとそう伝えると、私のバウチャーに書いてある便、そして出発時間を見てから彼は何やらチェックインカウンターの向こうの方を指差しているではないか。

 

君はつまり、アンタはもう間に合わないよって事を言いたいんだよね?飛行機飛んじゃったんだよね?

 

Did the flight already depature?

 

すると彼は正確に答えないのだ。

 

私がちゃんと聞き取れていないだけかもしれないが、イエス、ノーのような正確な答えが返ってこない。

 

しまいに感極まって、どうしたらいいんだ!?と無茶苦茶な英語と日本語を口走って取り乱していると、

 

彼は最後に「アーユー、ジャパニーズ??」と返してきた。

 

そして、こっちに来いと言わんばかりに指を差していたチェックインカウンターの向こう側へ私のスーツケースを引っ張って連れて行ってくれ、そこにたまたま居た預け入れ荷物運びの40代ぐらいのフィリピンスタッフに何か話をしている。

 

 

40代ぐらいの彼に引き継ぎをしてくれたらしく、私はここぞとばかりに30代の彼に50ペソを握らせた。

 

ありがとう!!

 

でも、まだ乗れるか分かんないんだよね?多分今飛び立とうとしてるのに掛け合ってくれてるんだよね?

 

未だに私は状況が飲み込めていなかった。

 

 

だってチェックインカウンターの反対側へ連れて行かれた先はまた同じフィリピンエアラインのチェックインカウンターだったから。

 

 

しかもチェックインカウンター前のディスプレイには私が乗る予定の便から遥か2時間以上後の7時40分の便だった。

 

 

連れてこられた先、並ばされたのは2時間以上後の便。これはどういう事なのだろうか。

 

 

搭乗予定の便に乗り遅れたらそれ以降の便に乗れるのか?いや電車やバスじゃあるまいしそんな筈がない。

 

 

さっきの30代の彼にちゃんと伝わってなかったんだろう。だから40代のスタッフも私をチェックインカウンターに案内してしまったのだ。

 

 

合間を縫って他の客の荷物を運んでいた彼が戻ってきたタイミングでもう一度落ち着いて聞いて見た。

 

 

もう出発時間過ぎてるよ?無理なんでしょ?このチェックインカウンター7時40分の便だよ?私の便は5時05分だよ?

 

 

英語が合ってるか分からないがとりあえず大きな声で伝えた。

 

 

スタッフはオーケーと言った。その瞬間耳を疑った。

 

 

You are late, but the flight is also delayed.

 

 

 

 

 

マ ジ で か い

 

 

どうやら便が遅れてるらしい。これは助かった!

 

 

スペシャルハンドレッド

 フィリピン人ってこんな人! ~トランジット寝坊編~

でもどれくらい遅れているかによっても話は変わってくる。

 

彼に聞く限り30分程らしい。となるとどうなんだろう、もう乗客は皆乗り込んでいる状態で待っているのだろうか?

 

この辺りが日本で飛行機に乗るのと違う、というか英語が流暢に話せて理解できないとまず確認できない。

 

とにかくボーディングパスを発券してもらって走る事にした。

 

今年始まって私にとって一番の神である40代の彼には周りに見えない様に奮発して100ペソ握らせた。

 

受け取った紙幣を確認した後、彼はニヤッとしてこう言った。

 

 

「スペシャルハンドレッド」

 

 

金を渡した後、彼はどこかへ消えていったのだが、ボーディングゲートに向かうと身体障害者や高齢者と一緒に彼は居た。

 

 

どうやら優先的に搭乗させる人々を迎えに行っていたらしい。

 

 

ユー、とまた彼は私に声を掛けてきて、一緒に乗ろうと言い出す。

 

 

え、でも俺、身体障害者でも高齢者でもないよ?というそぶりを見せるが、いいから来いという感じだ。

 

 

結果、私はこの飛行機のチェックインをするのが一番遅い人間だったが、まさかの、この飛行機に搭乗した一番最初の人間となった。

 

 

Have a good trip, sir.

 

 

彼ときつく握手を交わし別れを告げる。

 

 

フィリピンでのお金の強さというか、パワーには本当に感服する。

 

 

いや、お金のパワーは関係なく、この彼がたまたまいい人だったのかもしれない。

 

 

しかしそれも含めてフィリピン、フィリピン人なのだ、ここが。

 

 

そんなことを考えながら誰もいない空調のガンガン効いた機内を奥へ進んでいく。

 

 

結局フィリピンマニラからディポログへ向かって出発したのは現地時間6時40分。

 

これは本来のディポログ到着時間6時半を10分過ぎての出発だった。

 

フィリピンの飛行機はなんでも遅れがちではあるが、出発時間が到着時間を過ぎる約2時間近くのディレイは、私にとっては今までで最高のディレイとなった。

 

フィリピンの航空機よ、遅延してくれて本当にありがとう!!

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