フリーターと化して今やっと自分が底辺にいる事を知る。その19

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ボード屋さんと軽鉄屋さんの下地施工期間が無事終了した。

 

最後にまた甘い缶コーヒーを買ってもらって一緒に喫煙所で過ごした後、彼らはコインパーキングからトラックを出してきた。

 

トラックが走り去る際、「ありがとうございました!!」

 

幕内と僕と彼らはお互いに笑顔で頭を下げた。

 

次は石屋さんの出番

 

次に現場に入ってきたのは石屋さんだった。

 

店舗の中には床に埋め込み式のカーペットを設置するような場所もあったけど、敷地全体(クローゼットの中の下とかも全て)に磁器タイルを敷く予定なので、ほぼ床面積分近くのタイルを貼ることになる。

 

磁器タイルの大きさが50センチメートル角程あったので、1枚当たり0.25平方メートルぐらいか。

 

確か敷地が30平米くらいは有ったから、単純計算で磁器タイル120枚分!

 

道理でこの現場で最初に納品された磁器タイルがものすごい枚数だったわけだ。ダンボール1セットに3枚は入っていたはずなので、135枚はあったはず。。

 

IMG023952 フリーターと化して今やっと自分が底辺にいる事を知る。その19

 

少し多いのは予備だろう。タイルと言ってもとても薄いタイルだったので落とすと普通に割れたw

 

しかし、120枚もタイルを床に貼るとなるとやっぱりそれ相応の人手が要る、1人や2人ではなかなか追いつかないだろう。事実この現場に石屋さんは毎回4〜5名は来た。

 

昨晩幕内と2人で綺麗に掃いて帰った敷地内の床をまた彼らは履き始める、下準備が大切みたいだ。

 

それから墨壺を使って、タイル1枚あたりの大きさに床に印をつけて行く。ここがずれると全部ずれる。一番大切なところだ。

 

IMG023952 フリーターと化して今やっと自分が底辺にいる事を知る。その19

 

磁器タイルを貼るまでの工程

 

まずは石屋さんが持っているバケツに水を汲んでくるところから始まる。バケツは合計4つあった。

 

そこにセメントの粉を加えて後は硬さを調節する粉を混ぜて、パワーミキサ(かくはん機)でかき混ぜていく。

 

適度な硬さに固めてから、地面のモルタルの上に引き伸ばして、その上に磁器タイルを載せる。

 

いわゆるこの練り剤は磁器タイルと床を接着するボンドの役割のようだ。

 

この石屋さんの石の貼り方を見てると、とても興味深い。

 

単純にタイルを床へシールのようにペタッと貼って終わり!ではないからだ。

 

箒で綺麗に掃いた床の上に、剣先コテで練り剤を静かに引き延ばしてゆく。

 

なるべく素早く軽やかに作業をこなすのは練り剤の中に空気が入り込まないようにするためなんだろうか?

 

床にタイル1枚分ぐらいに練り剤を満遍なく引き延ばしたら、磁器タイルを両手で持ってきて練り剤の上にそっと被せる。

 

それから軽くタイルを床に押し付けた後、彼らはもう一度タイルを持ち上げてタイルの裏面(地面と接する面)を見る。

 

どうやら、タイルのどの辺りに余った練り剤が付着するのか?練り剤が十分に足りる分量なのか?を確認しているようだ。練り剤が足りなければ、追加で地面に練り剤を盛る。

 

問題なければ、また床にタイルを押し付けて、上からショックハンマー(石を叩いても割れないハンマー)を使って優しくゆっくりと叩いていき、水平を出していく。(床とタイルを平行にしていく)

 

これは床とタイルの間に残った空気も押し出しているのかもしれない。

 

僕はただ見てるだけだが、これって本当に手間の掛かる作業のようだ。もちろん貼り終えたタイルの上はすぐには歩けない。まだ練り剤が完全に固まっていないからだ。

 

タイルを包んである包装紙やダンボールをまとめたりするなど、僕は自分のできる範囲のことをこなしていった。

 

自分たちが通れなく(帰れなく)ならないように、敷地内の奥にあるフィッティングルーム、カウンターなどから順に芋づる式にタイルを貼っていき、その日は全体の3分の1ほど貼り終えて始発を過ぎてから帰宅した。

 

IMG023952 フリーターと化して今やっと自分が底辺にいる事を知る。その19

 

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