フリーターと化して今やっと自分が底辺にいる事を知る。その11

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コンビニのアルバイトを始めて1ヶ月が過ぎ、待ちに待った給料日がやってきた!

 

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日雇い労働の分も合わせれば12万足らず。でも交通費を考えると実際に稼いでいる額はもっと少ないだろう。

 

もちろん僕には健康保険もない。(何より税金も払っていないw)倒れたら終わりかもしれない。

 

一つ問題を挙げ出せば、キリのないこの身だ。

 

でも今の僕には、そんなことどうでもよかった。なぜなら、このお金のおかげでまた生き延びる事ができるから。

 

一介のフリーターのささやかな楽しみ

 

年末が近づいてくると、僕は日々生き抜くことをだんだんとゲームのように捉え始めた。

 

貧乏ながら日々どうやって楽しく生きようか?どこに行ったら食材が安く手に入るか?など考え続けた。

 

あのお店のしいたけが安い、とかこのお店の三流インスタントラーメンは破格だ。など自慢じゃないがフリーターで有るがゆえの自由の利く生活環境を最大限に利用し、ほぼほぼ自宅で自炊するように心掛けていた。

 

コンビニのアルバイトだけの日は18時上がりで早く帰路に着くことができる。

 

もともと使う金はないが、無駄なものは一切買わないで、その日食べる食材だけ買ってさっさと家に帰った。

 

唯一外食するのは彼女が家に来てくれた時、その日だけは惜しまずお金を使った。別に彼女に見栄を張りたいとかじゃなくて、自ら僕と一緒に居てくれる彼女とただただ楽しい時間を過ごしたかったからだ。

 

中板橋の隠れイタリアン『ボッカローネ』

 

池袋から出ている東武東上線の中板橋駅から近く、僕の家があった場所の近く(当時僕が住んでいたアパートはもうない)にボッカローネという小さなイタリア料理店があった。

 

 

こじんまりとした雰囲気に魅力を感じ、ある時に彼女と入ってみることにした。そこで食べたハンバーグの味とオムレツの味が今でも忘れられない。

 

ハンバーグには甘めのソースにバジルソースのようなものが掛かっていた。何気なく出来立てのハンバーグをナイフとフォークで割ってみた。

 

すると、今まで食べたハンバーグで見たことのない量の肉汁がハンバーグの断面からあれよあれよという間に溢れ出してきて受け皿一面に広がった。

 

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思わずびっくりして、こんなハンバーグが存在するんだ!と大げさ思ったのを今も覚えている。

 

モッツァレラチーズとハンバーグを絡めてパクッ!と口に入れると柔らかいジューシーな肉の食感と香り、チーズとバジルソースがばっちりマッチしていて、このハンバーグならいくらでも食べられるんじゃないか?っていうくらい飽きのこない手の凝った味がした。

 

このハンバーグは本当にライスが進む、あっという間に無くなってしまった。

 

オムレツは昔からあまり口にしたことがなかったので元々新鮮味があった。そして頼んでみて正解だった。こんなにフワフワのオムレツをどうやって作るんだっていうくらい綺麗に形作られていた。(全く焦げていない)そしてその横にこれまた仕込みに時間の掛かりそうなトマトソースがちょうどよい分量掛けられていて、プラスでモッツァレラチーズをオムレツの中に閉じてもらうこともできた。

 

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ハンバーグとチーズ入りオムレツは、彼女とボッカローネに来た時の定番になった。また東京に行く機会があれば是非行きたいと思っている。

 

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