3ヶ月間の歌舞伎町生活で怖い思いをしたことがないと言えば、それは嘘になる。

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ホストを初めて2ヶ月、そろそろ息切れしてきた。

 

睡眠不足が続くと、日々日々頭が回らなくなってくる。しかし、今更寮に入るという選択肢も余力の体力もなかった。

 

ホストになって危険な目にあった機会は少ないが、あることはある。

 

キャッチをしてはいけないエリア近くは要注意!

 

1つ目は、キャッチをしては行けない区域近くでキャッチをして、怖い男性に目を付けられてしまったこと。

 

お店の人からキャッチをしていい場所、してはいけない場所は大体聞いていた。

 

店から歩いて少しの所にタテハナビルという名前の建物があった。この周辺では有名なビルだ。

 

 

理由は知らないが、この周辺はキャッチしては行けない区域だと言われていた。その辺りをたまたま歩いていた時、ちょうど声を掛けやすそうな2人組の女の子が歩いていた。

 

でも今2人が歩いている場所は、細い道路を挟んでタテハナビル側の歩道だ。

 

 

ここで声を掛けちゃまずいのだろう。せめて2人が道路をこっち側の歩道近くへ渡ってきてから声を掛けようと思った。

 

2人が道路を渡り終えてタテハナビルの向かい側に渡りきった瞬間、小声で声を掛けてみた。

 

すると、近くにいた30代ぐらいの強面の男性にいきなり「ゴルァ!!」と怒鳴られた。

 

(これはヤバイ…。やられるかも。。)

 

すると幸いにも、ちょうど間髪入れず左折の車が僕とこの男性の間に入ってきた。車が左折し通り過ぎるまでの間、男性は鋭い眼光で僕を睨んではいたが、車が完全に通り過ぎてからはもう何も言ってこなかった。

 

しかし、その目は明らかに本物で、(なんで怒鳴られたか分かるな?)と示唆しているような気がした。

 

僕はきまりが悪くなり、すぐにその場を立ち去った。

 

他にもドンキホーテ新宿本店から新宿コマ劇場(現新宿東宝ビル)までのセントラルロード沿いの舗装された歩道周辺もキャッチしてはいけないゾーンと店の人から聞いていた。

 

 

何処でも起こり得る、人間観察は程々に

 

2つ目は、来夢とホテル白川郷近くでブラブラしていた時の事だった。

 

 

営業が終わってからだったから、午前2時ぐらいだったかな。

 

 

白川郷向かいに2台の自販機が並んでいる所がある。ここで来夢がタバコを吸っていた時に、目の前を一人の男性が通り掛かった。

 

僕はスマホを見ていたので気付かなかったが、気付いたら来夢がこの男性に絡まれていた。

 

「何見てんだ?あ?」

 

この男性が来夢に話し掛けている事に気付いた時には遅かったが、要はただの八つ当たりだった。機嫌が悪かったのだろう。

 

「え?何も見てませんよ?」と来夢が言った。

 

「見てんだろうが?!ああ?!」

 

20代後半辺りのこの男性は、どこかの店の代表なのだろう。

 

「お前ら何て店?店の代表は誰なの?」

 

僕が答えに困っていると、来夢が「忘れました」とサラッと言った。

 

「気ィ付けろや!!コラ!」と来夢は腹を殴られて、「お前もだ!コラ!」と僕も胸を殴られた。

 

来夢は知らないけど、僕は一目も合わせてないし、一言も喋っていないのに見知らぬ男に殴られたのだから本当に理不尽な事もあるものだと思った。

 

無料相談所での出来事

 

3つ目は、ホストになってまだ最初の辺りに、無料相談所に行った時のことだ。

 

ホストとして成功する為に、一度はそういうお店に行っておかないと話しにならないと思って朝方に行ってみようと思った。(今は朝でも女の子が横に付いてお酒を飲んでくれるお店があるので)

 

実は働いていた店は初回500円で入れるようなお店だったので、その時夜のお店の料金体系は全然知らなかったし、女の子が横に付いてくれるお店でも初回はそのくらいの店があるのだろうと思っていた。(過去一回も行った事ないとは言え、相当な世間知らずでした)

 

無料案内所に入ると誰もいない。

 

「すいませーん」と言うと、奥から黒縁メガネに黒短髪、黒ベストを着たスーツ姿の男性が出てきた。

 

「はいはい?何でしょうか?」と若干ぶっきらぼうな感じだ。

 

「あのー、女の子とお話しながらお酒が飲めるところを紹介してもらいたいんですけどー」とホストの身なりで真面目に言ってみる。

 

「はいはい、予算はいくらぐらいご希望ですかねー?」と男性。

 

「初回500円でありますかね?」と聞いてみると。。。

 

「あ?500円?あんたなめてんのか?500円なんかあるわけねーだろう?」と表情が豹変した。

 

「え?ないんですか?あるだろうと思ったんですけど」

 

「あるわけねーだろうが?見た所同業だよね?そんなんもわかんねーのかよ?」とかなりスイッチが入ってしまったようだ。

 

(これは怖い…。客側が無料案内所でこんなにつめられるなんて。。けど滅多にできる経験ではない)

 

なんか奥から別の怖い人が出てきそうだったので、下手に動けない。というか、身体が固まって動かない。

 

ここからあまり会話は覚えていないが、なんか数分間嫌味をグチグチ言われていた気がする。

 

「で、まだ居んのかよ?早く出ていけよ!」と言われたので、

 

「ハイ!!!!」と今だと言わんばかりに一目散に退散した。

 

その後、別の親切なおじちゃんがやっている無料案内所に入って「5,000円ぐらいまでのオススメのお店ありますかねー?」と聞いて、「はいはいありますよぉー!」とあっさり紹介してもらった。

 

ある意味、1件目の相談所は僕にとって良い社会勉強になったわけだ。(笑)

 

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