新卒で入社した会社を退職してから就いた仕事は何でも自分の血肉になる!

スポンサーリンク

 

ネット起業家に会う日は数週間ぶりに前職で着慣れたスーツに袖を通した。着た時に妙に落ち着いたのは、仮にもスーツを着る生活が1年以上は続いていたからなのだろうか。

 

前日にFB経由で深田さんから「明日は15時にラウンジです!」と聞いていたはずなのに、なぜか遅刻してしまった。結局16時にラウンジに1時間遅れで着いて、初めてネット起業家にお目に掛かった。相手もスーツだった。

 

新宿京王プラザホテルは初めて訪れたが、住む世界が違う。

 

(こんなところで会うのか、緊張する)

 

今から思い返せば、第一印象って大切だから敢えてこの場所に設定したんだろうと思う。いつもこの人はこんな素晴らしい場所でお客さんとミーティングしてるんだ!と相手を錯覚させる。

 

もしこれがホテルのラウンジではなくマクドナルドだったら、他のネット起業家が聞いて飽きれるだろう。そんなネット起業家には雰囲気もくそもないし、多分ビジネスも成約に結びつかないだろう。

 

ラウンジでの会話

 

「初めまして、深田祐一です」

 

30代前半、綺麗な肌にパッチリ二重な目が印象的な男性。彼から渡された名刺はツヤツヤと光り輝いていた。実際にそういう特殊加工がしてあって、すごく印象に残る名刺の1枚だ。

 

株式会社ピースオブケイク、代表取締役 深田祐一 本社所在地 東京都港区北青山…

 

この人すごい…。あの青山に事務所を構えてるんだ。。。この時は本当にすごい人に出会ったと思えた。

 

今はもう、何を聞いたかほとんど覚えていない。ただ自分が今継続的にやっていることを相手に伝えて、反応を見てた気がする。

 

やっぱりこの当時、自分のブログを初対面の相手に見せるのには抵抗があったし、「何についてのブログなんですか?」って聞かれてもはぐらかしてしまった。

 

でもこの人の後の一言でこの人に教わろうという気になった。それは、「もしサイハンさんが今目指している事を頑張りたいと思うのであれば、もし良かったらお力になれればと思います」そう言ってくれたからだ。

 

 

その言葉が僕に突き刺さった。この人に教わってみよう。

 

「ぜひ、お願いします。」

 

「では、またコンサルティングの内容については後日打ち合わせしましょう!サイハンさんもまずは会社を作ってみてはいかがですか?何をするのにも箱が必要ですよ。」

 

深田はニコッと笑った。

 

深田と別れ、帰りは何とも言えない気持ちで新宿駅まで歩いた。東口の改札口に着いてなぜか急に立ち止まりたくなった。

 

今から4年程前まで新宿駅の東口改札口の外側に女性向けの化粧品雑貨店があった。今はNewdaysという名のコンビニになっているようだ。

 

-2017-07-26-23.19.36 新卒で入社した会社を退職してから就いた仕事は何でも自分の血肉になる!

 

その店の脇で立ち止まり、おもむろにブリーフケースを股に置いた。改札口からものすごい数の人間が流れ出てくる17時前。それぐらいの時間なんだろう。そのまま何気なくスマホをいじって、今日の晩御飯は何にしようか考えていた。

 

すると、「お兄さん!」と呼ぶ声があった。

 

誰だろう?と思って前を見ると、ビジネススーツを着た私とは見るからに対照的な格好をした同い年ぐらいの短髪の兄ちゃんが立っていた。

 

けんしろうとの出会い

 

透明のビニール傘を片手に、彼は近づいてくる。その名をけんしろうといった。

 

感じの悪い紫色のストライプのYシャツに、首元からはチャラチャラした金色のゴツ目のネックレス。

 

髪色は何とも言えない黄緑?金?ブリーチのし過ぎで大変なことになっている気がする。

 

「俺、何やってるひとか分かる?」傘をブラブラさせながら彼はニヤニヤ言った。

 

「え?・・・ホスト、ですか?」

 

「そう!ホストだよ!」

 

(近くで見るホストはこれが初めてだ。こんな短髪の人相の悪いホストが居るのか・・)

 

彼は本物のホストには見えなかったけど、893でもなさそう。そして、次に彼が発した言葉が衝撃的だった。

 

「君、綺麗な顔してるから、ホストになれば絶対稼げるよ!!」

 

「え?本気で言ってますか?笑」

 

「本当だよ、これから時間あるなら店に連れていくけどどうかな?」

 

こんな展開になるなんて思ってもなかった。でも、仕事も辞めて今は何もすることないし、これも何かの運命なのかもしれないと思った。

 

(ホストクラブ、聞いたことはあるけど中に入ったことはもちろんない、どんなとこなんだろう。。何か面白そうだから着いて行ってみようか。)

 

結果、少し考えて僕は2つの返事で彼に着いていくことにした。

 

「お兄さん、名前はなんていうのさ?」

 

「名前は、、、達哉(たつや)です」

 

歌舞伎町の中へ

 

新宿東口から新宿アルタを超えて、新宿大ガード東を超えてさらに北東に進んだ場所に歌舞伎町は存在する。

 

 

実際、地上で新宿大ガード東を超えて一歩でも足を踏み入れるとそこの住所はもう歌舞伎町。

 

ドンキホーテ新宿本店が歌舞伎町へようこそと言わんばかりに営業している。

 

実はここで何度かサラリーマン時代にYシャツを購入したことがあった。新卒サラリーマンにとっては結構際どいけど、カッコ良いYシャツが置いてある。

 

 

 

 

 

当時は気付かなかったがここが歌舞伎町だったのか、そうなのか。一歩足を踏み入れると本当になんとも言えない独特な雰囲気の街だ。

 

眠らない街と言われ、東洋一の歓楽街だと称される歌舞伎町だが、華やかな反面何か寂しいような悲しいようなそんな気分になる雰囲気の街だった。

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です