今すぐ会社を辞めたい人は辞める前に読んでみてほしい話。入社前の遠方就職の人にも!

朝食のサンドイッチ

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朝起きると、一人!

 

翌日朝起きると、また一人!

 

翌々朝起きると、またまた一人!

 

そう、そんな一人暮らしの物語です。

 

大学卒業してからすぐ上京したよくある一人の社会人の物語です。(卒業式の日の晩に夜行バスに乗っていた)

 

一人暮らしは全部自己責任

 

一人暮らしはチャレンジしたことのある人は沢山いると思うけど、本当に一人で大変ですよね。

 

あとなんか本当に全部自分に返ってくるから怖いとこあります。(洗濯モノとか洗い物とか自炊とかに限らずですが、やったことは全て自分に返ってきます)

 

自分にとって一番辛いのは朝一人で起きれないことでした。割と真剣に(笑)

 

そんな経験もしてみたいのもあって一人暮らしを決めましたが、最終的に3年ぐらいしましたかね。

 

この一人暮らしした3年ぐらいの間に本当にロクでもないことばっかりしてたと思います。。笑

 

けど、このロクでもない期間が自分を成長させるきっかけにもなったのかなって今となっては思います。

 

大学時代の一人暮らしって、朝起きて学校行って終わったら飯食って家に帰ります。

 

だから高校時代までと違って本当に楽な時間割にもできちゃうし、自由自在です。

 

そのあと友達の家でオールして朝から眠る、そんな堕落した世界をしがちです。(私はそうでした)

 

累計で4年間で何十回と友人宅に泊めてもらってたから、それが当たり前になりそうでした。

 

でも、社会人の一人暮らしって全然違います。

 

社会人は仮にも1日の大半を仕事で過ごすわけで、それでもらう給料でその家賃も支払うし食事をとるし洗濯だってするし、生計を自分で立てないといけないですね。

 

大学時代の生活費を仕送りしてもらっていた人からすると、特に大変に感じることだと思います。

 

固定の小遣いももちろんないし、本当に会社に生かされている感がありました。

 

サラリーマンでも自分の仕事が不振に陥ったら、減給されたり人間関係不振に陥ったり、自己都合で退職してしまうかもしれないし、最悪クビになる可能性だってあります。

 

これからはその世界で、定年までずっと生きることになるわけです。

 

それが社会一般的に言うと、大人になる(社会人になる)ということなんですね。

 

これはなかなか面倒で、現に私自身も自分の仕事が上手くいかなくなって、新卒で入社した会社は自己都合退職してしまいました。

 

自分から辞めたけど、会社はなかなか正社員をクビにできないから正直かなり守られた世界だったんだなって思います。

 

だって自己都合退職しない限りは余程技能的に問題がなければクビになる可能性は低いからです。(会社が潰れたら無理です)

 

でも私はもうこの会社で(この人間関係で)続けられない、たとえ部署変えてもらえてもこの会社は合わないって自分で思ったから退職しました。

 

これがまた、新しい世界の始まりだったと思います。

 

時は2013年、これから蒸し暑い夏の始まる6月の終わりでした。

 

新しい世界の始まり始まり

 

「何度言ったら分かるの?」

 

直の上司に再三同じ事を言われて、もう一言会話をすることも怖くなってしまいました。

 

言い返す事も出来ないまま、ただただ「すみません」としか言えない不器用だった弱い私が居ました。

 

すぐ隣に座っているのにメールで指令を出され、今メールを送ったから見てねと一言も言ってくれない上司。

 

数分経って「さっきメール送ったんだけど、まだメール見てないの?」と周りの先輩方に聞こえる声で嫌味に言う上司。

 

そんな生活が何ヶ月続いたか覚えていませんが、ついに私の心は壊れました。

 

実は私が営業部にいた時、この上司は自分の中では憧れの存在でした。

 

なぜなら彼は昔、その会社で営業トップクラスの成績の人だったからです。

 

でも実際出会ってみて分かった事ですが、私と合いませんでした。

 

多分私が合わせられなかったんです。優秀な彼の性格に。

 

ある日、彼にメールを送りました。

 

(本日のお昼、お時間頂けませんか?お話ししたいことがあります。)

 

数分後、私の隣に座る上司は「今メール見た。いいよ」と珍しく言ってくれました。

 

最後の決断

 

あの日、500円ポッキリの鶏のから揚げ定食が評判で、昭和の雰囲気がイメージの行き着けのあの店で昼食を取りました。

 

それは、その会社で働いている時によくランチに行った場所でした。

 

「お前、これから本当にとんでもない人生を送るよ?」

 

部下からまさかの言葉を受けて、動揺を隠しきれないで私の上司は言いました。

 

ここから私の本当の東京就職物語は始まったと言っても過言ではありません。

 

今27歳の自分に、23歳のあの時の決断がどうだったか?と聞かれても、未だに絶対正しかったんだとは言い切れません。

 

でも一つだけ言えるのは、自分がしたい道があるなら、それを進むべきだと思います。

 

自分がしたい道で成功するのにも、ただ生きて行くだけであっても、最低限のお金は要りますし、人脈だって要るでしょう。

 

当時の私にはそんなもの、何も無かった。

 

でもなんでできたんでしょう。

 

バカだったから?若かったから?

 

その時に居た居場所がどうしても生きて行くのに居辛くなってしまったのからかもしれません。

 

退職から一夜明けた世界

 

退職した後はアッサリでした。

 

新卒で入社、1年と3ヵ月程度しか在籍しなかった一人暮らしの私には、手元に取引先の名刺が30枚程と僅かなお金が残っただけでした。

 

在籍中に何があったのかはここでは書きませんが、過去のことは忘れてただ前向きに生きようと思う気持ちはまだ若いせいかあった気がします。

 

退職することは、2週間程前から同時期に上京した大学の友人には告げていました。

 

それを聞いて彼は、私が思っていた程、驚くそぶりを見せませんでした。

 

「そうか、とりあえず辞めるのならハローワーク行けよ」と足取りの重い私の背中を押してくれさえしました。

 

実を言うと、私が会社を退職する一ヵ月程前に、彼は会社を退職していました。

 

彼は6月の半ばまで私にそれを明かさずにいました。

 

彼曰く、会社を辞めたら失業者ということになるので、ハローワークに失業保険の申請に行っておいた方が良いらしいということを聞きました。

 

ちなみに彼はその後、2週間程のブランクを経て、新しい会社に就職しました。

 

その時、自分の先行きが不安じゃなかったと言えば嘘になります。

 

インターネットで調べてみると思った以上に失業保険について、国が失業者に対して行っているセーフティネットに関して、自分がいかに無知かということに気付かされました。

 

国はこんなこともやっているのか、失業者が増えることは国にとっても大きな問題なんだなと。

 

その時、今まで24年近く生きてきて、国が行っている施策などに全然興味を持てずにいましたが、失業した自分が国のお世話になることで、ようやく国のありがたみを実感し始めました。

 

退職から一夜明けた朝、全く違う世界が待っていました。

 

予想はしていましたが、永遠と時間だけはある世界で、一方、お金は本当になかったというのは言うまでもありません。

 

目が覚めると時計は7時20分を指していました。

 

たかが1年3ヵ月と言えども、社会での生活は私の中で完全に習慣化していたようです。

 

肩が軽くなったような、心が空っぽになったような、何とも言えない気持ちで私は布団から起き上がりました。

 

(朝飯何食おうかな)

 

まず初めにそんなことを思いました。

 

完全に時間の制限というものから脱却した自分がいたのです。
いつまで続くか、続けるのかは分からないけれど、そんな新しい世界の始まりでした。

 

朝食を手早く済ませると、早速ベランダに干してある洗濯物を取り入れる作業に取り掛かります。

 

aNQz_Aiw_400x400 今すぐ会社を辞めたい人は辞める前に読んでみてほしい話。入社前の遠方就職の人にも!

朝食によく作って食べた卵サンド

 

時計は7時50分程を指していました。

 

確かに時間は豊富にある、しかし昨日までは9時から朝礼、その後始業、20時終業。

 

そんな規則に縛られていたわけで、若いながらも時間は有限で大切でかけがえのないものという意識が既に住み着いていました。

 

洗濯物を取り入れると、8時前。

 

いつもならそろそろ家を出る時間だなと思いながら、あらかじめ回しておいた洗濯機が終わるのを待っていました。

 

まだ、「退職してヤバい」という気持ちやプレッシャーはあまり無かったです。

 

これは、マイペース過ぎるのか、ただバカなだけなのか分かりませんが、自分の選んだ道ということもあり、自分を尊重してあげたかったんだと思います。

 

いつかバカを見るかもしれないけれど、後悔するかもしれないけれど、退職した私にはそうならないように何でもいいから興味を持って、目的意識を持って努力するしかなかったし、そうすることがきっと生きる意味だと思いました。

 

(俺には本当に一体どんな仕事が向いているんだろう)

 

一週間で溜まりに溜まった洗濯物をベランダに干しながら私は、23年の今までの短い人生を振り返っていました。

 

人間は物心の付く頃は皆同じぐらいなのだろうか、私は幼稚園に入園した頃からの記憶しかありません。

 

毎日幼稚園で何かを作っていた記憶があり。折り紙であったり、お絵書きであったり、皆で歌も歌ったりしていた記憶が今でもうっすらと残っています。

 

物を作ることは昔から本当に好きでした。

 

物を作っている時に過ぎていく時間が何か充実している感覚があったんです。

 

みんな同じかもしれませんが、幼稚園での日常生活はとても楽しかったです。

 

好きな女の子も出来て、たくさんアプローチして、バレンタインデーにチョコを貰った時は本当に嬉しかった記憶があります。

 

ここで現実に戻りました。

 

(物心が付いた時から既に興味を持ってやっていたこと、これがもしかすると自分の根本なのかもしれない)

 

ベランダから部屋に上がると、もう時計の針は9時近くになっていました。

 

(さあ、そろそろシャワー浴びて行くか)

 

頭をかきむしりながら、私はバスルームへ向かいました。

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